【J-GIRLS】SB高橋、女王・陣内との激戦を制す
J-NETWORK
「J-GIRLS 2014 ~The shining wild angels~ 2nd」
2014年6月22日(日)東京・新宿FACE
▼メインイベント(第13試合) 55kg契約 サバイバルマッチ1
○高橋 藍(シーザージム/シュートボクシング/第6代SB日本レディース王者、SB日本女子バンタム級2位)
延長判定2-1 ※10-9、10-9、9-10
●陣内まどか(エスジム/J-GIRLSバンタム級王者、WPMF女子日本バンタム級王者)
※本戦は1-1(30-29、29-30、29-29)
女子シュートボクシング(以下SB)の看板選手である高橋藍が初参戦。高橋は女子離れした威力を誇る右ストレートを武器に、19勝のうち10勝がKOという女子では異例の戦績を持つ。対する陣内は、ジュニア時代から注目を集め、現在はムエタイルールのWPMF女子日本バンタム級王座も保持する二冠王。
1R、陣内は右ロー、右ミドル、前蹴りと得意の蹴り技で前に出る。高橋は蹴りの距離を潰してパンチを当てにいく。1R終了間際に陣内が掴んでのヒザでイエローカード(注意)を受けた。
2R、高橋はミドルを交ぜながらパンチにつないで前進。陣内は高橋の強打のパンチに臆することなく、ミドルを連打。
3R、陣内は右ミドルを当てながら、すぐに高橋に組み付く展開が続く。高橋は密着され、パンチを当てられない。陣内のミドルをキャッチした高橋が足払いしたためにイエローカード。本戦では決着がつかずに延長戦へ。
延長R、陣内は徹底して右ミドル。そしてすぐに組み付き、高橋の攻撃を遮断する。高橋は陣内の右ミドルをもらいながらも強引に前に出てパンチを当てる激しい試合展開となり終了のゴング。
僅差の判定で勝利した高橋は、後日SBの大会にてSBルール(パンチ、蹴りに加えて投げと立ち関節技が有効)での再戦が決まっていることを受け、「KO出来たら『受けてたつもんか』と言いたかったのですが、不甲斐ない試合をしてしまったのでいつでも受けて立ちます」とアピールした。
▼セミファイナル(第12試合) フライ級 2分3R
○グレイシャア亜紀(フォルティス渋谷/J-GIRLSフライ級3位、WMCインターコンチネンタル女子スーパーフライ級王者)
判定3-0 ※29-28、30-27、29-27
●難波久美(契明ジム/J-GIRLSフライ級2位、日本チャクリキ協会バンタム級女子王者)
両者は2012年7月に対戦し、最大4ポイント差がつく大差の判定でグレイシャアが勝利。当時はバンタム級だった難波はフライ級に階級を落とし、再戦を熱望していた。2年ぶりの再戦を制するのはどっちだ?
1R、ローとミドルで前に出る難波。グレイシャアはロー、サイドキック。難波のボディとミドルの攻撃でグレイシャアは一瞬退がる場面を見せたが、気持ちを前面に出して前に出る。両者は接近戦で激しい打ち合いを見せた。
2R、徐々にペースを上げていくグレイシャアは左ローをこつこつと当てる。難波は構わず前に出ながらパンチを振るう。グレイシャアはしっかりディフェンスしながらサイドキック、左ハイと切れ味のいい蹴り技で主導権を握る。
3R、重みのあるパンチを出しながら前に出続ける難波に、グレイシャアはローを効かせながら、左ハイをクリーンヒットさせダウン奪取! 立ち上がる難波に、グレイシャアは胴廻し回転蹴り。巻き返しを狙う難波がパンチのラッシュを仕掛けたところで終了した。判定決着となり、グレイシャアが3-0で勝利。マイクを握ると「あと何戦できるかわかりませんが、もう少し応援よろしくお願いします」とアピールした。
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